わらびを春に採取し、生で食べきれない分や一度に多量に採取できた時に、たっぷりの塩で漬けます。野菜不足の冬の季節などには貴重な保存食材となります。わらびの塩漬けを塩出しして、油炒めやお汁の具最適です。 |
わらびは、早蕨(さわらび)の名で、古来から歌に詠まれ、数々の言い伝えを生むほど、古い昔から春の最も代表的な山菜として親しまれています。わらびは、日本全国だけでなく世界中に分布するイノモトソウ科のシダで、山地の日当たりのよい乾燥地に群生します。 わらびは、早春、地中の根茎から拳状に巻いた新芽を出します。わらびの葉が開く前の若い芽を下から上へしごいて、自然にちぎり採れるところから摘み取ります。 わらびは時間が経つにつれて堅くなるので、採取後できるだけ早く下処理をします。わらびの根元の堅いところを折り、先端の胞子部分をつまんで取り除きます。わらびのアク抜きは、木灰か重曹をまぶし、熱湯をかけて重石をして、一晩置いておきます。 わらびを長期間保存したい場合は、塩漬けか天日干しにします。 |
@ 銅鍋にお湯を沸騰させ(銅鍋がないときは、普通の鍋に銅板か銅線を入れる)、塩漬けわらびを入れる。 A 少し火が通ったらわらびを裏返しして沸騰前に火を止め、押し蓋をして冷めるまでそのままにする。 B お湯が冷めたら2〜3時間水にさらした後、わらびを少し噛んで塩の抜け具合を確かめる。 C 塩が十分に抜けていない場合は、水をかえてしばらくそのままにしておく。 |
※ お届け時期は、8月中旬頃からとなります。 |
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塩蔵わらびのもどし方動画 |