春に採取したイタドリを塩に漬けます他の山菜と一緒に漬けないと解けてしまう不思議な山菜です。 |
イタドリは春、タケノコに形が似た新芽をあちらこちらに出します。茎は緑かやや赤み帯び、中空で節があります。イタドリは、春一番に生長を始め、あっとという間に人の背丈ほどになります。 イタドリは、すり傷や切り傷の痛みをとる効果があるといわれ、それが転じて「痛取り(いたどり)」と名づけられたといわれます。 イタドリはスイバに似て、かじるとさわやかな酸味が口いっぱいに広がり、すっきりします。このため、地方によってはスカンポと呼ぶ所があります。 イタドリは、葉が開いていない太い若芽を食べます。イタドリの若芽は、水気が多く、酸っぱく、山歩きなどで疲れたときに、折とって口の中を快くするのにはもってこいのものです。 イタドリは塩漬けにすれば保存できます。 |
@ 銅鍋にお湯を沸騰させ(銅鍋がないときは、普通の鍋に銅板か銅線を入れる)、塩漬けイタドリを入れる。 A 少し火が通ったらイタドリを裏返しして沸騰前に火を止め、押し蓋をして冷めるまでそのままにする。 B お湯が冷めたら2〜3時間水にさらした後、イタドリを少し噛んで塩の抜け具合を確かめる。 C 塩が十分に抜けていない場合は、水をかえてしばらくそのままにしておく。 |
※ お届け時期は、8月中旬頃からとなります。 |
||||
|