行者にんにくは、山伏がつらい荒行の合い間に口にし、体力保持に役立てたということに、その名が由来します。彼らが口にしたのは、地下の鱗茎で、ニンニクそっくりの辛みとにおいがある。得難い味である。 行者にんにくは、繁殖力は弱く、5〜6年の間は毎年1枚しか葉をつけず、2枚出すのに7〜8年かかると言われます。ニンニク同様、アリイン(アリシン)という物質を含有し、血行を促し、滋養強壮に役立ちます。 行者にんにくは、香りが強烈で茎の根元の部分がニンニクそのもので、葉の部分がニラのようで、食べた後にも臭います。葉はやわらかく厚みがあり、舌触り、味とも抜群です。行者にんにくは、さっと茹で、どんな料理にも使えます。 行者にんにくの天然物は、乱獲により数が減り、本州ではかなりの深山でなければ見つけることができなくなりました。 |
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※ お届け時期は、2月上旬から3月中旬頃となります。 |
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