イワヤツデ

　イワヤツデは、朝鮮半島や中国東北に自生する1属1種のユキノシタ科の多年草で，日本ではしばしば観賞用として栽培されます。
　別名では、タンチョウソウともいわれ、落葉性で，横にはった太い根茎があって，毎春，そこから新しい葉と花茎を出します。葉には20～30cmの長い柄があり，葉身とともに毛はなく、葉身は，カエデやヤツデのように掌状に深く裂け，表は緑色，裏は淡緑色で，浮き出た脈が目立ちます。春先に集散状の花序に多くの白い花をつけます。