ドクダミは、ドクダミ科の多年草で、やや湿った半日日陰に多いが、乾燥した場所でも十分に生育します。初夏から夏にかけて、花は茎上方から伸びた花茎の先に淡黄色の穂状花弁をつけます。花穂の下に白色で十字形に4枚開いているものが、花びらだと思われていますが、これは葉に近い性質をもった苞と呼ばれるものです。ドクダミには花弁もがくもなく、黄色の部分は雄しべの先端の葯が密集したものです。 ドクダミの名は、毒をためたり、抑制したりする意味に由来しているのであり、ドクダミ自体が毒という訳ではありません。 ドクダミは、古くから十薬の名で知られ、馬の病気に使うと特に薬効を発揮するとされています。ドクダミは、ゲンノショウコウ、センブリなどとともに日本の民間薬の代表的なものです。 ドクダミの臭味は、高熱により消失しますので、塩茹でにしてから水にさらし調理します。天ぷら、味噌とみりんであえても食べることができます。 |
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※ お届け時期は、6月中旬頃からとなります。 |
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